© 2018 by Samasa Bland. Proudly created with Wix.com

​氣と剣杖クラス

 氣と剣杖クラスでは、ただ単に剣技や杖技を学ぶものではございません。

大人クラスでも剣技や杖技等の武器の技を学びますが、氣と剣杖クラスでは更に一歩踏み込んでお稽古致します。

 日常生活で物を一切扱わないという方は稀だと思います。事務職であればパソコンを、書類にサインを求められればペンを、お料理をされる方なら包丁などの道具を、作業をされる方なら工具を、車を運転される方ならハンドルを、それぞれ何かしらの目的に応じて物を扱います。

心身統一合氣道では、剣などの武器を扱う前にまず、物の持ち方から学びます。「物と自分が氣が通った状態」と「物と自分が氣が通っていない状態」の違いをまず学びます。

 人は慣れない物(道具など)を扱うとき、焦っているとき、慌てているとき、緊張しているとき、力みが生じやすくなります。力めば力むほど、うまく身体や道具を扱えない。そんな経験が誰にもあると思います。

 そんな状態を昔から「物に使われている」などと表現されています。これは、道具を扱う人と物とが、バラバラの状態を指しています。これが「道具と氣が通っていない」状態です。

 その逆に、使う道具を扱い慣れている時・自分のコンディションが良いときは、あたかも道具が身体の一部になったような一体感があります。これが「道具と氣が通う」状態です。

 

 心身統一合氣道で学ぶリラックス法を体得していると、能力の発揮の仕方が変わります。

それは、物(道具)を扱っている時もまた同様です。これを読むあなたがもしスポーツ選手ならラケットやボールが、料理をされる方なら包丁が、長時間運転をされる方ならハンドルの握り方が、それぞれ変ります。より楽で、持続でき、なおかつ自分の能力を発揮しやすい状態。「氣と剣杖クラス」でもまた、大人クラスと同様に、これをテーマにお稽古します。

 「氣と剣杖クラス」では、武道としての剣技、杖技も学びつつ、武器で攻撃してくる相手を投げたり抑えたりの稽古も致します。しかし皆さんにとって、それらの技を使う機会よりも、日常生活で使う物の扱い方などのほうがより実践的かと思います。

 

 このクラスでのお稽古を通じて、物の扱い方の奥深さを体感できたなら、伝えた側としても本望です